「 流動化処理土」とはどんなもの? 
 いわば「土のコンクリート」と言うべき「流動化処理土」が、いわゆる「土」 や本物の「コンクリート」と比べて、どんな性能の材料か、どんな泥でも本当に固まることが出来るのか、締固めでは密度を高くすることが必須であるが、流動化処理でも密度の高い処理土を実際に作ることができるのか、そして、それが本当に必要なのか、また、流動化処理土に欠点があるとすれば、それを補う方策があるか、など、色々の疑問を持たれるのはもっともなことです。  流動化処理土が世に出て、まだ二十年にはなりません。コンクリートが百五十年を越える歴史を持つのと比べれば、まだ、分からないことが山積しているのも当然かも知れませんが、ここに、今までに分かっている目新しい性能を説明します。
 そして、今後、流動化処理土はどうあるべきか、考えを述べさせてもらいます。 

「流動化処理土」を、「コンクリート」や「土」と比べてみると 

本当にどんな「泥土」でも固めることができるのか?

密度の高い、比重の大きな流動化処理土を作ることができるか、また、なぜ、密度の高い方が優れているのか?

粘り強い流動化処理土を造るには他に方策があるか? 

流動化処理土の耐久性は?