a)埋戻し土の再掘削が可能です
b)既設管類の受け防護工が省略できます
c)路床工としての打設直後から高い信頼性が確保できます
既設街路の埋設工事において、埋戻し部、路床部の締固めが限られた狭い空間で行う難しさによる、良好な締固め状態を得られない実状を補うために、上部の舗装を仮復旧して供用し、路盤の落ち着きを待って本舗装をする場合が多いようです。
しかし、これまでは必要な処置だったと思いますが、流動化処理工法で埋め戻した場合では、打設時に舗装復旧時に必要な支持性能を確保できるように、固化時間の調整を含めて配合設計することが可能ですし、施工後の変形も殆ど見られませんから、実用上は仮の舗装を行う必要性はないと信じます。
d)地下の漏水による埋戻し部の浸食が防止できます
e)埋戻し部の地震時における液状化を防止できます