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一方、「土」は地盤工学会の基準によれば、最大寸法が75mm以下を「土質材料」と称し、礫、砂からなる「粗粒分」と、シルト、粘土からなる「細粒分」に区分されています。ですから土と言っても10cm近い石塊から、ミクロン単位の細かい粒子までの、大きさ、性質、形状の、様々な塊、粒子が入り混じって構成されている、見掛けも、手触りも多様な混合物ですし、それらが時に応じて変わる含有水分と、密度との相関関係で強固な地盤から、軟弱な泥土の状態までの様々な挙動を示しているのです。ですから、「コンクリート」は立派な人工の構造材料で、「土」は砂利から土くれまでの多様な自然物として、両者はお互いに全く違うと見られてきました。
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