流動化処理工法の適用例並びに実績
流動化処理工法の適用例

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(1)各種ライフライン等の埋設物の埋戻し
都市の地下には電気、上水、ガス等の供給施設、下水、電信電話などの、多くのライフラインが錯綜した状態で埋設されています。これらは新設、改修、保全点検などのために掘削、埋設、埋戻しの作業が屡々繰り返し行われているのを、よく見かけられると思います。

 図−1、2に図示したように、埋設されたライフラインの周囲は、もともとの地山と匹敵する安定性を保つように、均質に埋め戻すことが求められますが、狭い隙間に土を良く締固めるのは至難の業です。さらさらした砂を水と一緒に流し込んだ水締め工法がよいともされてきましたが、そのような粒径の揃った川砂の採取は、今の日本では殆どが不可能ですから、このような工法は殆ど採用できません。
 「流動化処理工法」はそのために開発されたとも言える工法ですから、各方面の使用者からは好評を得ております。配合次第で再掘削も容易ですし、地下水位の高い地区、水中での施工も問題ありません。また、前にも述べたように、地震時の地盤の液状化による浮き上がり等の心配も全くありません。

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図−1 埋設管の埋戻し

図−2 ケーブル等の埋戻し

 街路下での工事では、舗装の早期復旧が必要です。流動化処理土の埋戻し部を舗装の路床、あるいは路盤に匹敵する支持力にできますので、在来工法の場合のように舗装の仮復旧を必要としないことは前述の通りです。作業時間の制約のある場合には、固化速度の早い特殊固化材の使用、更に混合時の温度を高めることなどで、著しく固化を早めることも可能です。