流動化処理土の施工(製造、打設)方法
 流動化処理土を製造するには、一般的に「調整泥水」、「建設発生土」、「固化材」が必要です。更に添加剤、あるいは補強材が必要なこともあります。、これらを決められた配合通りに、均質に混合しなければなりません。
 そして、「調整泥水」、「建設発生土」の供給体制や、使用される工種、現場の状況に応じて、もっとも能率的な製造工程を選ぶことが必要なことは言うまでもありません。流動化処理土の製造の工程を模式的に説明すると次の通りです;

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(C)泥水の供給を受け、それにより「調整泥水」を製造し、「建設発生土」を配合する場合
 汚染されていない泥状土の供給が得られた場合、夾雑物の除去後、「泥水」の密度(比重)調整を施すだけで「調整泥水」が得られるため、プラント構成は図-1のAから粘性土解泥装置を省いた図-1のCのように簡略されます。

図-1C

 なお、混和剤、あるいは補強材等を混合する必要のある場合は、その作業に必要な設備を追加する必要があります。